- HOME
- ローンの返済で困っている「任意売却」
Voluntary sale if loan repayment is severeローン返済が厳しければ任意売却
住宅ローンは、さまざまな事情から次第に予定通り返済できなくなることがあります。
ローンの滞納が続くと、担保となった不動産は競売に出されるかもしれません。
お住まいの差し押さえや強制退去を避けるには、任意売却する方法があります。
そこでこちらでは、水戸市で不動産売却や買取を手がけるコマツザキが住宅ローンのお悩みの解決につながる任意売却の特徴やメリットについて解説します。
住宅ローンでお悩みなら
- 離婚が決まったものの、まだローンを完済できていない。
- 最近、ローン返済の負担が重くなってきた。
- このままローン返済を続けると生活レベルの維持が厳しい。
- 予定通りにローン返済が進まず、督促状が届いた。
- ローンの滞納が続き、競売開始の通知が送られてきた。
- ここ数カ月分が未返済であり、不動産を差し押さえられた。
- ローン返済が滞っているが、何とか持ち家の競売は避けたい。
住宅ローンは、さまざまな事情で予定通りに返済できなくなる場合があります。ローン返済が難しいため購入物件を手放さなければならないとき、不動産の差し押さえや競売を避けるには任意売却がおすすめです。
任意売却はどんな仕組みの売り方か？
任意売却とは、一般的な不動産売却と同様の形で所有物件を売却できる方法です。
住宅を購入するときローンを組んだ場合、返済が滞り、そのまま未返済が続けば、やがて金融機関は貸付金を回収するため自宅を差し押さえ、競売にかけるケースが一般的です。
その際、不動産の競売を避けられる方法として任意売却があります。債権者の合意があれば通常と変わらない方式で対象物件を売り出せるうえ、売却代金は債務の返済に充当されます。
競売は市場相場より物件価格が3～5割ほど安くなりますが、任意売却なら相場と大差ない金額での取引が可能です。できるだけ債務整理の負担を減らす意味でも、任意売却は適しています。
任意売却に伴うメリットとデメリット
メリット
| 売却に伴う費用負担がない | 任意売却の場合、不動産会社の仲介手数料や抵当権抹消手続きにかかる費用は債権者の負担です。 |
|---|---|
| 引越し費用などを得られる | 銀行の合意があれば、売却益は生活費や引っ越し資金に充てられる場合があります。 |
| 不当に安く売却されない | 任意売却は市場価格で売り出されるため、不当に安く売却される心配はありません。 |
| プライベートを守れる | 競売は情報公開されますが、任意売却なら情報の流出を防げるためプライベートを守れて安心です。 |
| 強制退去を避けられる | 任意売却で自宅を家族や知人に買い取ってもらえると、退去せず住み続けられることがあります。 |
| 専門家に任せれば負担が減る | 任意売却の手続きを専門家に任せれば、不動産査定や債権者と交渉する負担を減らせます。 |
デメリット
| 銀行が同意する保証はない | 任意売却を希望する場合、適切に事情説明できないと債権者の理解を得られないかもしれません。 |
|---|---|
| 手続には時間や手間がかかる | 任意売却の手続きは簡単でなく、基本的に多くの時間や手間がかかります。 |
| 不動産会社を安易に選べない | 任意売却をスムーズに進めるには、窓口としての不動産会社を1社にするなど慎重さが不可欠です。 |
任意売却で住宅ローン滞納による競売を回避
さまざまな事情で住宅ローンの滞納が続いた際、任意売却は競売による不動産売却を避けられる選択肢です。
通常、どんな理由があるとしてもローン返済が滞ると金融機関は強制的な手段に訴え始めます。最初のうちは督促状が送られ、最終的には不動産が差し押さえられ強制的に競売で売却されます。
任意売却であれば、債権者との交渉次第で競売を避けられるうえ売却で得た利益を残債の処理に回せます。任意売却は競売より高く売れる可能性が高く、より多くの資金を残ったローンの返済に充てられるところも大きな特徴です。
いつまでなら任意売却に移行できる？
住宅ローンを滞納した場合、任意売却に移行できる期間は一般的に滞納開始から3～5ヶ月が目安です。
| ローン返済中 | ローン滞納期間 | 競売開始 | ||
|---|---|---|---|---|
| 3ヶ月 | 4ヶ月 | 5ヶ月以上 | ||
| ローン返済が厳しくなる | 金融機関が催促状や督促状を送付 | 裁判所が競売開催を通知 | 裁判所の執行官が調査のために訪問 | |
※横にスクロールします。
ローン滞納期間が5ヶ月を越えて裁判所から執行官が調査に訪れた後には競売が始まるため、それまでに任意売却へ移行する必要があります。
任意売却と競売との違いを比較
任意売却は競売に比べると希望の売却価格に近くなる可能性があるため、売却益を残債の返済に充てるのに有利です。
| 任意売却 | 競売 | |
|---|---|---|
| 売却価格 | 市場相場をふまえた設定が可能 | 最高価で落札された価格になる |
| 残債の返済 | 売却益は残債の返済に使える | 残債の返済交渉は難しい |
| プライバシー | 秘密厳守でプライバシーを守れる | 競売に関する情報は一般公開される |
| 強制退去 | 強制退去の心配はない | 退去を強いられる可能性あり |
| 引っ越し資金 | 売却益は引っ越し資金に回せる | 立ち退き料などは支給されない |
※横にスクロールします。
住み替えというご提案
住宅ローンの返済が厳しくなり競売に出される可能性があるとき、そのリスクを避けて通常の形で不動産を売却できる方法が任意売却です。任意売却であれば売却価格を競売より高く設定できるため、多くの利益を得られると残債の返済や生活費に回せます。ただ手続きは簡単でなく、たいてい多くの時間と手間がかかります。ローンを返済できず困っている、あるいは不動産を任意売却して住み替えをご検討中であれば、遠慮なくコマツザキにご相談ください。
